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歩射FAQ

百々手式

歩射(ほしゃ)とは、地上にて弓を引く技の総称です。現在の弓道の原型です。

小笠原流に伝わる歩射には、以下の8種類があります。これらは、鎌倉時代に整えられた式法を今に伝えるものです。

的前

Q:小笠原流歩射では、行事以外でも弓を引くのですか?

A:はい。歩射行事はあくまでも小笠原流の弓の一部であり、普段は的前に立っての稽古などを行っております。

Q:稽古ではどのようなことを行うのですか?

A:巻藁や的前にて小笠原流の射法を学び、呼吸を大切にした無駄のない動作を行えるよう、古式の体配の稽古を行います。

Q:歩射行事の式は現在の弓道とは違って特殊なことを行っているように見えますが、いつ頃できたものなのでしょうか?

A:鎌倉時代は武士のたしなみとして弓馬の術を修練していました。その時代(約800年前)から様式が整えられていきました。

Q:上記の行事はどこで見ることができますか?

A:小笠原流の行事はほとんどが神事ですので、神社にて執行されています。関西でも多くの神社にて執行されています。行事一覧をご参照下さい。

式弓

Q:行事で使用する弓は、現在の弓道で使用する弓とは違うのですか?

A:同じです。小笠原流では免許によって塗弓を使うこともありますが、これらも竹弓に漆を塗ったもので、弓自体は違いがありません。

道具については小笠原流公式Webサイトの「弓馬術礼法」−「歩射」−「道具について」をご参照下さい。