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騎射FAQ

騎射

騎射(きしゃ)とは、馬上にて弓を引く技の総称です。

流鏑馬、笠懸、犬追物は騎射の一部です。現在では、流鏑馬と笠懸が執行されています。

Q:流鏑馬は歴史の教科書やテレビでは見たことがありますが、実際に観覧しようと思った場合はどこで見られるのでしょうか?

A:近畿では、5月に京都の下鴨神社、11月に三重県の多度大社で流鏑馬神事を執行しています。その他日本全国で流鏑馬神事を執行しておりますので、日程等については小笠原流公式Webサイトの「行事予定」−「騎射」のページをご参照下さい。

Q:流鏑馬神事を観覧する際に何か注意することはありますか?

A:流鏑馬神事では観覧者が多く、多くの人に囲まれて普段と違った雰囲気で馬も興奮しがちです。馬を驚かさないよう、馬に触ったり、カメラのフラッシュを焚いたり、大きな音を立てないように注意して下さい。

Q:行事が始まるとすぐに馬場を馬が走り出すのですか?

A:いいえ。小笠原流の流鏑馬はほとんどが神事ですので、まずは社殿前にて社頭の儀という儀式を行います。その後行列を整えて馬場へ移動しますので、実際に馬場を馬が走り出すのは行事開始から1時間程度後になります。

木馬稽古

Q:馬に乗ったまま弓を引くのはとても難しそうですが、どのような稽古をしているのですか?

A:普段は、木馬に乗って稽古します。馬上で弓を引くには体を安定させなければなりませんので、鐙に足を踏ん張って立つ姿勢を取る必要があります。これを「立透かし(たちすかし)」と言います。この姿勢が正しくできないと、馬に乗って弓を引くことはできません。

Q:どのくらいの年齢から稽古を始めるのがよいのでしょうか?

A:なるべく若くから始めたほうが上手くなります。小学生〜20代くらいで始めるのがよいでしょう。